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その先へ 57



「僕が姉から全てを訊いたのは、司法試験に合格し、修習期間を終えた日でした」

二人きりになり、弟はそう切り出した。

「お恥ずかしいお話ですが、姉から打ち明けられるまでは全く気付かなくて……。
未だに両親は、姉の身に起きたことを知りません。
東京を突然離れるって言い出した時も、道明寺さんが記憶をなくされ別れたと聞いていたので、思い出のある東京に居たくはないんだろうと思っていました。引っ越した先で塞ぎ込んでいたのも、そのせいだとばかり思っていたんです」

牧野の性格からすれば、家族に心配かけることなど口にするはずがねぇ。
体にも心にも負った傷を一人抱え、東京を離れて行ったのかと思うと、どうしても記憶を失くした自分を赦せなくなる。

「引っ越したのは、両親の仕事の都合じゃなかったんだな」

「両親が引っ越すことは決まってたんですけど、僕達は東京に残るはずだったんです。それが突然、姉がどうしても両親に付いてくと言い出して……。
花沢さんを初めとする友達にも迷惑かけたくなくて、距離を置きたい気持ちもあったようです」

あれは、牧野と再会して初めて食事をした日だ。
俺のせいで転校したんじゃねぇかと尋ねた時、両親の仕事を理由にして、とサラッと流した牧野を思い出す。
触れられたくない話題だったんだろう。今まで、何度そんな場面があったんだ。そう思うと、鉛を飲んだように胸の奥が重くなる。
きっとこれから訊く話は、益々、俺の胸を重くしていくに違いねぇ。
それでも全てを知りたかった。アイツの痛みや苦しみの全てを……。

「僕は何も知りませんでした。姉が心療内科に通っていたことさえも」

「…………何か症状とかはあるのか?」

「昔は体調面でも色々とあったようです。今は、夏でも半袖になれないとか、突然、声を掛けられるのが苦手だとか、そういったものですね。遅い時間に一人で歩くことも厳しいですし、そう言う時はタクシーを利用してます。そのタクシーに乗れるようになるまでも時間がかかりました」

やはりそうだったか、と気持ちが塞ぐ。
肌の露出や背後から声を掛けられることも、牧野にすれば恐怖と隣合わせだったに違いねぇ。

「異性に触れることも触れられることも苦手です。だから驚きました。初めて道明寺さんに抱きかかえられて帰って来た時は。やはり姉にとって道明寺さんは、誰よりも信頼出来る存在で安らげる人なんだなぁって。
酔っ払って背負わせたりしちゃうくらいですからね」

弟は、一瞬だけ笑み溢したあとで、「ただ稀に」と、表情を戻した。

「過去のことを思い出したり、過去への後悔や変わらない現実に打ちのめされた時、苦しくなり吐き気に襲われることがあるようです」

「最近でもあったか?」

「道明寺さんのところで働くようになってからは、一度だけ。
道明寺さんが食事を誘ってくれたのに、姉が逃げるように帰ったことありませんでしたか?」

回転寿司に連れてけって言った時だ。

「その日、会社で吐き気に襲われ、トイレに駆け込み嘔吐したそうです」

そうだ。あの日は、中島海のことを話していて…………当時、俺とあの女が付き合っていたと疑う牧野の誤解を必死に解いた日だ。
どういう思いでアイツは訊いていた?
牧野は13年前。俺とあの女の関係を誤解して、別れを告げたその日に傷を負った。
その傷をリアルに思い出すには、充分過ぎるほどの話だったはずだ。

「くそっ」一人でに声が漏れる。

全てを知った牧野は、誤解さえしなきゃ……、そんな風に後悔の渦に飲み込まれやしなかったか?
それなのに俺は、牧野が苦しんでるのにも気付かず、一緒に食事に行けるかもしれねぇって身勝手にも浮かれて……。

「道明寺さん、大丈夫ですか?」

苦渋の色を隠せず、心配そうに弟が様子を窺う。

「大丈夫だ。続けてくれ」

答えた声は、自分でもうんざりするほど覇気がなかった。

「話を戻しますが、僕に全てを打ち明けた時、姉は、蓮見田が加害者であることも、素性も全てを掴んでいました。まだ地方にいる時に弁護士になると心に決め、法に訴えることを目指して、東京に戻ってからは、必死に犯罪の証拠を集めて走り回ったそうです。もう執念だったんでしょうね。その執念だけが姉を突き動かしたんだと思います」

「…………」

「蓮見田の計画も杜撰でした。連れ去られた時に使用した車のナンバーを姉は覚えていて、その車も、その車で連れて行かれた犯行場所の倉庫も、蓮見田所有のものでした」

噛み締めていた唇から血が滲み、口内に鉄の味が広がる。

「だから、犯人に辿り着くまで、然程、時間はかからなかったんです。…………なのに、姉は戦わなかった」

次に何を伝えられるのか、息を呑み待つ。

「姉はある日、思い出してしまったんです。被害に遭った女性にたまに見られる傾向なんですが、姉は、車で連れ去られ倉庫に連れて行かれたことは覚えていても、性的犯行時の記憶が抜け落ちてるところがあるんです。
あまりの恐怖のせいかもしれないし、忘れたい本能による防御法なのかもしれませんが……」

言葉にしている弟も、苦痛に顔を歪めていた。

「でも、姉は思い出してしまった。…………自分が、道明寺さんの名前を何度も口に出してしまっていたことを。
その時になって漸く冷静になれたそうです。裁判などしたら、道明寺さんに迷惑が掛かるんじゃないかと。その日は、道明寺さんの家からの帰り道でしたし、裁判となれば、当日の姉の行動も明かさなければならなくなる。
それだけじゃない。蓮見田と道明寺さんの住む世界は同じで、もしかすると、裁判なんかしなくても、自分は道明寺さんの足枷になってしまう可能性があるんじゃないかと危惧して…………」

逆じゃねぇのか。
俺が牧野の足枷になってたんじゃねぇのか。俺のせいで牧野は思うように動けなかったんじゃねぇのか。
助けることすら出来なかった俺のせいで。

怯えと恐怖に歪んだ牧野の顔が、泣きじゃくるアイツの顔が、昨夜と同じように頭に浮かび、俺の胸を鋭く突き刺す。

巻き戻してぇ。時間を……。
あの頃に戻ってやり直せるのなら、ぜってぇ助けるのに。いや、ぜってぇ牧野を手離し泣かすような真似はしねぇのに。
それが出来ない現実に打ちのめされる。

「俺のせいだ。俺が記憶さえなくさなきゃ……全部、俺が……」

「道明寺さん、自分を責めないで下さい。全ては結果論です。不条理な罪の意識は悲しみしか生み出しません。道明寺さんまで罪に呑み込まれてはダメです。周りまで呑み込まれては、姉を救うことは出来ない」

キッパリと言い切る弟に、伏せていた目を上げる。

「僕も通って来た道です。何も気付いてあげられなかった罪悪感に苛まれたりもしました。蓮見田を心の底から憎んだし、生まれて初めて人に殺意も覚えました。
でも、そういった感情を露にしてしまえば、姉は余計に苦しんでしまう。打ち明けてしまったことを申し訳なく思い、平気を装い本心を隠してしまう。
だから僕は、常に冷静であるよう努め、聞き役に徹しようと心に決めたんです。
何かあった時には、弁護士になった僕にも迷惑をかけるかもしれないからと、姉は打ち明けてくれましたから、協力は惜しまないし誰にも言わない。その代わりに、僕には些細なことでも構わないから、姉の本心を包み隠さず話して欲しいと条件を出して……。
それ以来、姉は僕には何でも話してくれるようになりました」

…………せめてもの救いだった。
牧野の傍に弟が居てくれたことが、悲嘆にくれる中での唯一の救いだ。

「企業内弁護士を目指したのも、同じ世界に身を置き、蓮見田の情報を掴む為だとも教えてくれました。
戦うことを止めた姉は、そうやってずっと道明寺さんに迷惑をかける気配はないか、蓮見田の情報や動向を窺ってきたんです。
調べれば調べるほど、蓮見田の父親の方が危険な人物だと分かりましたしね。油断も出来ませんでした。
道明寺さんが載った経済紙や雑誌なども全てチェックして、マスコミが嗅ぎ付けてやしないかと、その方面も注視して……。
姉は、ずっと警戒を怠らなかった。蓮見田が、毎週教会に通い懺悔してる姿を見ても、三年前に蓮見田が結婚し、昨年、娘さんが産まれた時も、蓮見田は過去を悔いてこれ以上の罪を重ねはしない、そう思いはしても、道明寺さんを巻き込むようなことがあった時には、今度こそは戦う、その信念だけは決して曲げなかった。道明寺さんの幸せを密かに願いながら……」

…………何だよ、それ。
自分の受けた傷より、俺の為に動いてきたのかよ。
バカじゃねぇのか。どんだけバカなんだよ。
牧野を忘れた薄情な男なんて切り捨てて、そんな労力を使うなら、もっと前を見る努力すりゃ良かったじゃねぇかよ。
自分の心のケアを何より優先しろよ。
こんな愚かな男のために、自分を犠牲になんてしやがって……。

「同じ顔してましたよ。姉が道明寺さんのお母さんからヘッドハンティングを受け、道明寺さんの生活の状態を知った時。
姉は、今の道明寺さんと同じように、今にも泣きそうな顔をしていました」

泣きそうだと指摘されても、牧野のとてつもない深い想いに胸が張り裂けそうで、立て直すことも出来ねぇ。

「自分は道明寺さんに近付いて良い存在じゃないって思っているはずの姉が、それでも道明寺さんが心配でヘッドハンティングを受け入れたんです。道明寺さんの傍にいれば、もしかしたら蓮見田とも会う可能性があるからと、最初は反対した僕をも振り切って。
昔、姉は一度だけ蓮見田と教会の近くですれ違ったことがあったんですが、その時も向こうは全く気付かなかったから大丈夫だと、心配はないと聞き入れなくて」

実際、弟が危惧した通りだ。
パーティーで蓮見田と会うことになっちまったんだから。
その日の牧野は、普段見られないほどの緊張感を漂わせていた。
怖かったんだよな、本当は。
だから、一人にするなと言ったんだろ?
トイレに行った後も、行き違いになった俺を見つけて安堵した表情も、全部恐怖の表れだったんだと今なら分かる。
それでも蓮見田の前では毅然と振る舞って……。
アイツは、どれだけ強くあろうとしたんだ。

「道明寺さん?」

声を発することすら難しい俺に、弟が柔らかく言う。

「僕は道明寺さんに感謝しているんです。
貴方を思う姉の心が、姉の生きる支えになっていたのですから。
それに、道明寺さんの近くにいるようになってからは、本来の姉らしさを見ることも出来ました。それまでの姉は、昔とは違って物静かな女性になっていましたからね。
種類は違えど、大声を出したのも事件以来だそうです」

再会してから、牧野は遠慮もせずに俺を怒鳴ったりもしていた。
それが事件以来だと知り、俺は耳を塞ぎたくなった。
牧野の悲鳴が、俺のすぐ傍で聞こえてくるようだった。

「幼い頃は、愛することに不器用だったと姉は言っていました。道明寺さんは、道明寺さんの全てで自分を大切にしてくれていたのにって。
姉は、愛すると言うことを貴方から教わったんだと思います。
通りすがりの恋なら、こんな強い想いを抱くことはなかったはずですから」

「…………牧野……」

愛する女の名が無意識に滑り落ちる。

「そんな二人に、僕はどうしても幸せになって欲しいんです。だから僕は、良い弁護士ではありたいけど、良い弟で居続けるのは止めて、道明寺さんにはっきり伝えます。
姉は、あなたを愛しています。この13年間、あなただけを愛してきました。道明寺さん以外、愛せないそうです。僕はこの耳で確かに聞きました」

そう言って弟がにこりと笑う。

「バカだな……アイツは…………何でそんな不器用なんだよ」

詰まる喉に逆らいながら、声を絞り出す。

「ええ、本当に。
道明寺さんが記憶を取り戻され家に訪ねて来られた時にも、全てを打ち明けてはどうかと姉に言おうとしたんですが、先を話すことさえ許してくれない頑固さです。
そんな頑固な姉に、一度だけ訊ねたことがあります。
どうして、こんなにも長く信念を曲げずに、蓮見田と戦うことを見据えていられるのかと」

「…………」

「姉は迷うことなく答えました。
負けたくないと。踏みつけられても立ち上がり、戦う強さだけは失いたくない、そんな雑草の自分を、道明寺さんは好きになってくれたはずだから……、そう言ってました」

『戦う方向性が違ぇだろ』そう口にしたつもりでも、実際、言葉に出来てたかどうかは分からねぇ。それほどまでに限界だった。もう無理だった。
容赦なく込み上げてくるものを押さえきれず、無様にも嗚咽が漏れる。
おまえの犠牲の上に成り立つ幸せが、俺のどこにあると思ってんだよ。ねぇだろうが。それくれぇ分かれよ。
声にならねぇ思いを内側で詰りながら、不器用な深い愛情を受け止め涙が止めどなく溢れる。
そんな格好悪りぃ俺を目にしても、弟は何も口を挟まず、落ち着くまで、ただじっと待ってくれた。


「蓮見田のクソ親父は、もう終わりだ」

漸く自分を立て直し、強い声遣いも取り戻す。

「くも膜下出血だそうですね。社会復帰は難しいかもしれません」

深夜にあの親父は倒れたらしい。
世間にはまだ公にはなっちゃいねぇが、午後になって調査部から報告が上がって来ていた。
当然の報いだと思う一方で、病に逃げ込まれたことに、赦せねぇ、と怒りもある。
だが、そんな俺の怒りなんざ二の次だ。
全ては牧野優先に俺は動く。
その為に必要な情報は、ファイルを読み漁り既に頭に叩き込んである。
クソ親父が倒れようが倒れまいが、すべきことは只一つだ。

「牧野は自分のせいだって思うだろうな」

「はい、姉はそう言う人ですから」

「気に病むな、って方が無理だろうが、せめて俺が動き終わるまで大人しくしてろって言っとけ。牧野が判断するのは、それからでも遅くねぇ。それとおまえに頼みがある」

「なんでしょうか」

「少し時間をくれ。俺にはやらなきゃなんねぇことがある。それが終わったら、必ず牧野を迎えに行く。牧野にも覚悟しとけよって伝えといてくれ。その間は弟……いや、進。牧野のことを頼む」

進に頭を下げる。

「はい、勿論です。こちらこそ、頑固で手の掛かる姉ですが、宜しくお願いします!」

満面の笑みを咲かす進に向き直り、口端を引き上げた。

「任せとけ。逃げる牧野を追い掛けんのは、得意中の得意だ。アイツの強固な殻なんざぶっ壊してやるからよ。おまえのことも俺の弟にする気でいるから、楽しみに待ってろよ」

「道明寺さん、返品不可ですよ? クーリングオフも受け付けません。俺、兄貴が欲しかったんですよねぇ。俺の夢、叶えてくれる日を待ってます」

「頼まれたって返すかよ。俺はぜってぇ、アイツを正しい場所に取り戻す」

威勢良く「はい!」と笑みのままで返した進の目は、薄い涙の膜に覆われていた。


進が帰ってから一人。
俺は、必要な人物に連絡を取り出した。

絶対に取り返す。
間違った方向へと歩もうとする牧野を、全力で取り戻してやる。
過去に囚われ嘆き悲しむだけじゃ、何も始まらねぇ。
俺が潰れるわけにはいかねぇんだよ。

愛する女を照らす一筋の光となるべく、邪魔となる負の感情を振り払い、二人の未来を描きながら行動に移した俺は、前だけを見て突き進んだ。

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*次回、最終話です。
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  • Posted by 葉月
  •  10

Comment 10

Sun
2018.07.15

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2018/07/15 (Sun) 10:00 | REPLY |   
Sun
2018.07.15

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2018/07/15 (Sun) 10:16 | REPLY |   
Sun
2018.07.15

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2018/07/15 (Sun) 16:54 | REPLY |   
Sun
2018.07.15

ハニー  

更新ありがとうございました。

今回も読み応えのある回でしたね。
つくしの深い思いや、話を聞く坊ちゃんの
苦しそうな様子に、胸をえぐられるような
気持ちになりました。

次回、最終回ですね。
坊ちゃんがつくしのためにどんな事を
してくれるのか楽しみでもありますが
連載が終わってしまうのがものすごーーく
寂しく残念に思います。
もう次の連載も練られているのでしょうか。

2018/07/15 (Sun) 22:11 | REPLY |   
Mon
2018.07.16

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2018/07/16 (Mon) 00:19 | REPLY |   
Mon
2018.07.16

葉月  

コメントありがとうございます!

*香 様

読んで下さり、ありがとうございます!

少しでも良かったと思って頂けたら何よりです!
回り道はしたけれど、つくしにとっては司への愛情を再確認した時間だったとも思います。
一人で強くいる必要はないですものね。
二人寄り添って生きて行く道もあるんだと、頑固なつくし相手に司には最終話で頑張って貰いたいと思います。
え? スピンオフ!?
このお話でスピンオフを考えるとすれば…………まずいです。海ちゃんが思い浮かんでしまいました(汗)
監視から逃れる女、海の逃走劇!…………一体、誰が読んで下さるのでしょう。
その前に私も書くのが苦痛かもです!笑

コメントありがとうございました!

2018/07/16 (Mon) 22:02 | EDIT | REPLY |   
Mon
2018.07.16

葉月  

コメントありがとうございます!

ス******* 様

お付き合い下さり、ありがとうございます!

本当にこの連休は暑かったですねぇ……。
外に出る度にヘロヘロになりました。
まだまだ暑い夏は続きますから、お互いに体調には気を付けて乗り切りましょうね!

さて今回のお話ですが、このままでは絶対に語られることのないつくしの愛情を、進くんが伝えてくれました。
つくしちゃん、頑なになっていますからね。絶対に本人に思いを告げることはありません。
それを知られてしまった今、つくしの逃げ道は封鎖されたも同じ!
司が絶対に逃がしやしません。
二人の幸せまでもう少し。
最終話でやっとか!って感じですが、ここに辿り着くまで約5ヶ月かかりました。
長かったぁ(汗)
長いと思う反面、チョット寂しい気持ちもあったり。
その間、ス*******さんには、ずっと応援して頂いて、本当に感謝しかありません。
…………って、まるでもう最終話を迎えたようなお返事になってきてしまいました(汗)
先ずは最終話を書き上げなきゃですね!
二人の幸せが始まる最終話。是非、立会人になってやって下さいませ。

コメントありがとうございました!

2018/07/16 (Mon) 22:11 | EDIT | REPLY |   
Mon
2018.07.16

葉月  

コメントありがとうございます!

さ**** 様

お話を読んで下さり、ありがとうございます!

お久しぶりです!
後半は、ずっと苦しく辛い展開で、読み進めるのも大変だったことと思います。
先の展開を知りながら書いてる私でさえ、苦しいことがありましたから……(汗)
そんな中、また読み返しまでして下さりました上に、頂きましたお言葉の一つ一つが温かく、本当に有り難くて感謝の気持ちしかありません!ありがとうございます!
次回は、いよいよ最終話です。
苦難の中でも失うことのなかったつくしの深い愛情。
どこまでも真っ直ぐな、司の実直な愛情。
その二つの愛情がクロスすることを目指して、司が頑張ってくれることと思います。
散々、二人には試練を与えてしまい辛い思いをさせてしまいましたからね。二人の幸せを願いながら、丁寧に書き上げられることが出来れば良いな、と思っています。
最後まで、どうぞ宜しくお願い致します!

コメントありがとうございました!

2018/07/16 (Mon) 22:21 | EDIT | REPLY |   
Mon
2018.07.16

葉月  

コメントありがとうございます!

ハニー 様

読んで下さり、ありがとうございます!

今回は、決してつくし本人は明かさないだろう、秘められた想いを進くんが語ってくれました。
司に取っては、心が潰される思いだったと思います。
でも、それで打ちのめされるだけの柔な男ではありませんし、
大事なものは何か、本質を見極め突き進む強い男だと思っています。
そんな最終話まで、あと少し。
私もちょっぴり寂しくなってきてしまいました。
次回作ですが、まだ模索中なんですよねぇ……。
確かなのは、暗いお話ではなく、もう少し気軽に読めるものが良いかなと考えています。
流石に、二作続けての重いお話は、私もダメージが……(^^;
それともう一つ。
海は出すまい!これを心に決め思案したいと思います。

コメントありがとうございました!

2018/07/16 (Mon) 22:28 | EDIT | REPLY |   
Mon
2018.07.16

葉月  

コメントありがとうございます!

ま*** 様

お話にお付き合い下さり、ありがとうございます!

お久しぶりです♪
やっと幸せを覗かせるところまで辿り着きました!
書いてる本人が、途中、息が詰まりそうになりました(^_^;)
つくしの本当の気持ちを知った司。尚更ひたむきにつくしに向かって行くと思います。
一人で苦しまなくても良いし、大切な人に寄りかかっても良いんだよ、ってことを、つくしには気付いて貰えたら……司共々そう願いながら最終話を仕上げたいと思います。
そんな二人の幸せを見つける瞬間に、立ち会って頂ければ幸いです。

コメントありがとうございました!

2018/07/16 (Mon) 22:40 | EDIT | REPLY |   

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