2022年最後のご挨拶
皆様、今年も拙いお話にお付き合いくださいまして、どうもありがとうございました。
個人的には、悲しい別れが幾度となくあり、心情的に辛い時もあった一年なのですが、書くことで、またそれを読んでくださる皆様がいたことで、気持ちの安定に繋がったと思っています。
本当にありがとうございました!
そして、来年こそは良い年にするぞ!と意気込みながら過ごしていた12月半ば。
今年の災はまだ終わっていなかったのか、師走の忙しい最中、それは突然起こりまして⋯⋯(¯―¯٥)
ある日の休日のこと。
右目に飛蚊症のような症状が突如として現れ視界を妨げ、これはまずいと休日明けに病院へ駆け込んだところ、眼底裂孔と診断されました。
文字どおり眼底に穴があき、そこから眼底出血が起きて、流れ出た血が飛蚊症のように黒い影となって視界に出現したようです。
この病気、拙宅の「Secret」のつくしが罹ったものと同じものでして、実はだいぶ前にも左目が眼底裂孔になり手術を受けていたことから、実体験をお話に活かしておりました。
この眼底裂孔なるもの。ド近眼の人は眼底の膜(?)やら何かが薄いらしく、穴があきやすいそうです。
かくいう私も、普段はコンタクトですが、裸眼だと人の顔は見えませんし、ガラスなどにもぶつかるほどのド近眼。
なので、いつ穴があいてもおかしくなかった状態。しかし、そこでふと思い出したことが⋯⋯。
症状が出る前夜のことです。
夜中に目を覚ました私は、時間を確かめようと寝転んだ状態のままスマホを顔の上に翳そうとし⋯⋯落としました(ー_ー;)
スマホは右目を直撃。瞼は閉じていたし痛くもなかったので忘れていましたが、そのことを先生に話すと、それでなくとも薄くなって穴があきそうなところに、スマホの衝撃が追い打ちとなって穴があいたかも、とのこと。
「スマホが原因なら、ちょっと悲しいよね」と、同情塗れの男性医師の声。
ですが、どんな顔をしていたかは知りません。
診察中は裸眼ですので先生の顔は見えず、のっぺらぼうです!
そして、「今日、このまま手術しちゃいましょう」と、声は爽やかなのに恐怖の宣告が⋯⋯。
昔、手術を受けた時は(今回とは別の病院)、かなり痛かったので今回も内心怯えていたのですが、痛くないから大丈夫だよ、と言う先生の言葉を信じ、日帰りのレーザー手術を受けることに。
ですが、ここは経験者。
術後、目を使うのが困難になった前回を思い出し、手術を待つ間に書き終えていた16日分の「Lover」の更新予約を設定してから手術に臨みました。
ルーペみたいなレンズを目にグリッと入れられ、いよいよ手術はスタート!
緑色の点みたいなレーザーが、ピッピッと軽快な音を立て右目目掛けて撃ち込まれていきます。
このレーザーで穴の周囲を焼いて塞ぐんですね。
でも案外痛くなく、これなら楽勝!⋯⋯と油断したところに、やってきた激痛!
痛みに体が跳ねれば、「あ、神経の近くは痛いかも」と、先生から後出しの説明が⋯⋯。
先に言っといてくださーい!と心で泣きながら、「もう少しで終わるよ」と優しく言う先生の「もう少し」は、全然もう少しじゃなかったぁ! と互いの時間軸のズレを痛感しつつ、何とか耐えて無事終了。
その後は、三日間ほど痛みと格闘です。一日の大半Yogiboに埋もれておりました。
以降は、お話を15分くらい書いては目を休ませる、を繰り返してのノロノロ執筆開始。
そんな状態でしたので、何とか年内の更新を終えることができ、ホッとしております。
今も視界に影がちらつくので何かと不便なんですが、いずれこの出血は眼球に吸収されるとのことなので、もう少しだけ辛抱しなくちゃですね。
放っておけば網膜剥離に進行しかねない網膜裂孔でしたが、術後の経過も良く、一ヶ月後の検診もクリアできれば以後は問題ないとのことで、早く対処してくださった、未だ顔も知らない先生に感謝です(_ _)
そんなこんなの年末ではありましたが、きっとこれで厄を落としきったとポジティブに捉え、来年こそは良い年になると信じています!
皆様も悲喜こもごもあったことと思いますが、皆様にとりましても、新たな年が素敵なものとなりますよう、お祈りしております。
そしてまた、一緒にささやかな楽しみを共有できたなら嬉しいです。
喪中のため年明けの新年のご挨拶は控えさせていただきますが、少し休んでから、またシラっと更新したいと思いますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も残すところ、あと一日。
皆様が、健康で元気に新たな一年を迎えられますように!!
葉月

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