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手を伸ばせば⋯⋯ The Final 13.



「美作さん、やっぱり気づかなかった?」
「何をだ?」

思惑含みな二人を眺めていれば、牧野からふいに話を振られ、益々意味がわからず首を捻る。
そんな俺を見て、桜子が言った。

「あきらさん。滋さんの相手ならちゃんといますよ。正確には、これからできるだろうと、私たちは睨んでいるんですけどね。ね、先輩!」

「そういうこと。だから、美作さん心配しないで。じゃ、私もう行くからまた後でね!」

「えっ、あの滋に!?」

幾つになっても年がら年中騒がしい色気が皆無の滋に、まさかの男の影!?



 手を伸ばせば⋯⋯ The Final 13.



滋の相手とは一体誰だ。
気になるところではあるが、それは後で桜子に訊くとして、さっさと立ち去ろうとする牧野を慌てて呼び止める。

「おい牧野! 今日は司を借りて悪いな」

くるりと振り返った牧野に、桜子も言葉を添える。

「先輩、すみません」

「何言ってんの! こんお目出度い大役を任されるなんて、光栄なことだよ。くれぐれも大股で歩くなって司には注意しといたから、安心してね! じゃあね〜!」

全く気にしていないとわかる、サバサバとした男っぷりで言うと、今度こそ牧野は部屋を出て行った。


実は今日の挙式。桜子の父親の代理として、桜子のエスコート役を司に頼んである。
つまり俺の元へと桜子を届けるために、バージンロードを桜子と司が腕を組んで歩くわけだ。
俺としては少し――いや、正直に言おう。かなり複雑ではある。

だが、これは桜子たっての希望。
桜子が望むのなら俺の口出しなんて不要だ。
俺は、どっかの誰かさんとは違う。器のでかい大人の男だ。奴と一緒にされては困る。

しかし、頼んでおきながらなんだが、司がエスコート役を引き受けるとは意外だった。
牧野以外、「優しさ」とか「親切」なるものを一切発揮しない、あの司だ。
それがあっさり快諾したのだから驚きだ。

記憶を失くしていた頃は別として、司は牧野以外の女に興味もなければ、触られるのも極端に嫌う。
友人である滋がじゃれつくのでさえ、顔を顰めるほどに。
だから、牧野に諭されて渋々引き受ける形になるだろうと思っていたのだが、それが嫌な顔もせずに快く引き受けてくれるなんて。

――まさか、俺の桜子に気があるんじゃないだろうな?

いやいやいや。そんなわけあるはずない!
そう思うも、脳裡に二人が腕を組む映像が浮かび上がり、慌てて打ち消した。

こんなくだらないことより、滋だ、滋!

かぶりを振り、無理やり思考を切り替え考えてみるが、幾ら頭を捻ってみても、滋の相手らしき人物に思い当たらなかった。

「あきらさん、全くわからないって顔してますね」

「あぁ。滋と付き合ってるわけじゃないんだよな?」

「ええ。今のところは、滋さんの片思いってことになりますけど、でも上手くいくと思いますよ。佐々木さんとなら」

「えーーーーっ! 佐々木かよっ!」

全く以てのノーマーク。佐々木が相手だとは思いもしなかった。
しかも、桜子も牧野も勝算がありそうな口ぶりだが、俺からしてみればそうは見えない。

「なぁ、桜子。佐々木は厳しくないか? さっきだって、散々司に突っかかってただろ。まだ牧野に未練があるからじゃないのか?」

「確かに、佐々木さんにとって道明寺さんは面白くない相手でしょうね。あの言動は、間違いなく嫉妬からきてると思いますよ」

「だろ?」

「でもそれは、先輩を思うからではなく、滋さんが気になっているからですよ。佐々木さんはきっと、滋さんが長い間、道明寺さんに想いを寄せていたことを知っているんでしょうね。
実際、滋さんが道明寺さんに『相変わらず良い男』って、ボディタッチしていたときや、道明寺さんがチョコを食べてるのを見て、滋さんが羨ましがってたとき。佐々木さん、ほんの一瞬だけ面白くなさそうな顔をしたんです。
尤も、滋さんの気持ちを知っている先輩と私だけが佐々木さんを観察していましたから、他の人は全く気づかなかったでしょうけれど」

⋯⋯おまえら、二人揃って観察してたのか。
桜子と牧野の洞察力が怖すぎるんだが。

同時に、一瞬の表情をも見逃さず、つぶさに見られていた佐々木に心底同情した。

にしても、本当に佐々木が滋を?
ここまで訊いてもまだ、どこか腑に落ちない。

「けど、司とやり合ってるときなんて、牧野との過去まで匂わせてたんだぞ。本当に滋に気があるなら、牧野の話題は敢えて触れないもんじゃないか。寧ろ、タブーだろ」

「佐々木さん自身、自分の気持ちに気づいてないんですよ。元々、先輩のこともあって道明寺さんには複雑な感情を持ち合わせているでしょうし、道明寺さんにああやって接してしまうのも、佐々木さん本人には違和感がないんでしょうね。
だから余計にわからないんですよ。感情の原因が、先輩から滋さんに移ったってことに。
自分の中に潜む気持ちって、本人が気づかなかったり、気づかないふりをしたり。そういうことってあるじゃないですか。先輩がそうだったように⋯⋯。
それに滋さん、押して押して押しまくるって言ってましたから、さっきの先輩の予言通りとなれば、嫌でも佐々木さんも自分の中にある違和感に気づいちゃいますよ、きっと」

桜子が言うのも一理ある。
俺だってそうだった。
桜子からの告白をきっかけにして、自分の中に芽生え始めていた気持ちがどういったものなのか、考えるようになって初めて気づいたわけだし。

それはそうと、牧野の予言って?
佐々木が甘いものを食べるようになるとかいう、あの摩訶不思議な発言か?

「なぁ、予言ってのが、よくわからないんだが」

「あの滋さんですよ? あれだけ羨ましがってたんですから、大好きな先輩と同じことやりたがるに決まってるじゃないですか。そう思いません?」

つまり、『あーん』されちゃうのか、佐々木も。

そんなまさか⋯⋯と、佐々木のためにも否定してやりたいところだが、嬉々として佐々木に絡みだす滋の姿が、いとも簡単に想像できてしまった。

「しかし、どうして滋は男の趣味が牧野と被るんだかなぁ」

司に引き続き佐々木まで⋯⋯。
それは滋にとって、苦しみを伴うことにはならないんだろうか。

「滋さんなら、その辺り割り切ってますよ。
今まで私も滋さんも先輩と佐々木さんの関係に気づきながら、先輩に訊ねたことはなかったんです。でも先日、滋さんが真っ向から訊いたんです。『佐々木くんとつくしは、孤独を分かち合った関係だったんだよね?』って。
そしたら先輩、何て言ったと思います? 
『違う。孤独を思い知らされるだけの関係。ただそれだけ』って、あっさりきっばり潔くの即答ですよ。
それを訊いた滋さんたら豪快に笑い出して、『だったら滋ちゃんがその孤独から救ってあげる!』って、押しまくる宣言です。
私、女友達と話しているつもりでいたのに、あまりの潔さと豪快さに、男性二人を相手にしている気分になりましたよ」

確かに訊いている限り、牧野からも滋からも女性らしさの欠片も見当たらない。

それにしても、孤独を思い知らされるだけの関係か⋯⋯。

何とももの侘しい関係だ。
それだけ牧野が負っていた傷は深く大きかったってことだ。
そんな牧野に想いを寄せていた佐々木もまた、どうしようもない寂寞感を抱いていたことだろう。

必要なものを補えず心の穴を埋められなかった、牧野と佐々木。
二人の関係は決して威張れるものではないにせよ、それを過ちと呼ぶには悲しすぎる。

誰にだって人に言いたくない過去や、水に流したいことはある。
けど、失敗した分だけ人は成長し、経験をその後の人生に活かしてやり直せるんだ。
それに気づいた牧野が幸せになった今、佐々木も過去に捕らわれず前へ進むべきだ。

かく言う俺も、相当数の消し去りたい過去はあるが、だからこそ、手にした幸せがかけがえのものだってより強く思えるのだから、人生とは本当にわからない。

「どうかしました? 物思いに耽っているみたいですけど」

「あー、いや。滋も幸せになれると良いな。それから佐々木も」

「大丈夫ですよ。嫉妬は恋愛のバロメーターにもなりますから。それにブーケも投げつけちゃいますし、滋さんの猛攻撃もあるんです。佐々木さんが自分の気持ちに気づくのも時間の問題ですよ」

嫉妬、か⋯⋯。

誰かを本気で愛したとき、多かれ少なかれ、もれなく纏わり付いてくる厄介な感情だ。
過去において言えば、嫉妬さえ許されない関係を選択してきたせいで、諦めが先行していた俺には、あまり経験のない感情。

だが今は――。

さっきと同様、面白くもない映像が脳裡に浮かびかけ、だがしかし、丁度ドアがノックされたことによって阻まれる。

「失礼いたします。美作様、三条様。お時間でございますので移動をお願いいたします」

ナイスタイミングだ。
式場スタッフが呼びに来てくれたことで、脳内映像は見事に霧散。
こんな面白くもない想像は捨てるに限る。

「よしっ、桜子! 俺だけの最高の花嫁さんだって、みんなに自慢しに行くぞっ!」

急に威勢の良い声を出したせいか桜子が僅かに身を引くが、それに構わず俺は宣言する。

「幸せになろうな、一緒に! いや、絶対に俺が幸せにする!」

驚いた様子を見せた桜子だったが、直ぐに「はい」と笑みを返して、俺たちは教会へと向かった。









――思い描いた映像が、今、俺の目の前にリアルにある。



牧野! 何で大股で歩くなとか余計なことを言ったんだ!
どうせなら早足で、いや、駆け足にしろって言っといてくれれば良かったものを!
司、さっさと歩け! 
そして桜子を早く渡せ!


厳かな雰囲気の中。
司と腕を組んだ桜子が、一歩、また一歩と、バージンロードをゆっくりゆっくりと歩いてくる。それが何とも焦れったくて仕方がない。

けど、そんな心の内など顔に出して堪るか。大人の男としてのプライドが許さない。

穏やかな顔を作った俺の元まで、どうにかこうにか二人が辿り着くと、腕を解いて桜子を押し出すだろう司に、今度は違う念を送る。

腰より下に触れるなよ?
万が一にでも触れてみろ!
牧野の手元にあるファイルには載っていない、特に巨乳の過去女の情報を掻き集め、牧野に送りつけてやるからな!

神の前だからか。滅多に叶わない俺の祈りは、珍しく通じたらしい。
腕を解いた司は、桜子の肩にそっと触れると、優しく押し出し俺に引き渡した。
だが、その瞬間。司がフッと口の片端を引き上げたのが気になる。

顔には出てなかったはずだ。なのに何故だ。あの意味深な笑みは。

少しばかりの動揺を覚えるが、ヴェールに覆われた桜子を間近で見れば、溢れ出すのは幸せ一色。それ以外のものは、もれなく消えた。


時に煙たい愛情でもって育ててくれた家族と、共に散々バカをやらかした気心知れた友人たちに見守られ、桜子と出逢えた奇跡を神に感謝し、永遠の愛をここに誓う。


――夫婦という契りで結ばれた俺たちは、これから幾つもの絆を築き、支え合い、そして同じ時を刻んでいくだろうスタートラインを、今、二人一緒に踏み出した。


パイプオルガンの祝福の音色を浴びながら、美しい涙を流す桜子と共にバージンロードを歩く。
もう二度と桜子の隣は誰にも譲らねぇぞ! と心の裏側で固い決意を懐きながら⋯⋯。

バージンロードを歩ききり外に出れば、ライスシャワーで祝ってくれる笑顔の面々。
それも済むといよいよブーケトスだ。
桜子がキャスケードブーケからプリザーブドブーケに持ち替えると、それに気づいた滋が手を叩いてはしゃぎ出す。

「滋さん、行きますよ!」

牧野がそうしたように、今度は桜子が滋を名指しする。

そして、俺も⋯⋯。

この女三人衆に目を付けられたのが運の尽き。
でも、幸せはどこに隠れているかわからないんだから、とりあえず頑張ってみてくれ! と心で語りながら叫んだ。

「佐々木! ボケッとしてないで前に出て来い!」

巻き込まれ事故のような突然の指名に、珍しく佐々木がオロオロしだす。
助けを求めて牧野に目で訴えかけるが、哀れ、手でシッシッとぞんざいに扱われ、司には、「ざまーみろ! 一生、大河原に囚われとけ!」と酷い言われようだ。
最後には、滋に強制連行で前に出された佐々木に、心からの祈りを捧げる。

このブーケが、佐々木にとって手錠に見えませんように⋯⋯と。

願いだけはたっぷり込められた幸せのバトンは、桜子から次の者たちへと渡るべく、青い空へと放たれた。



「幸せですね。自分たちだけじゃなく、みんなも笑ってくれていることが嬉しい」

ブーケを手にして大喜びする滋と、やむなくブーケを取ってしまい、困惑しながらも本気で嫌がる風でもない佐々木。
他の連中が二人を取り囲み、笑顔で冷やかすのを見つめながら、桜子が染み染みと言った。

「そうだな」

「あ、そう言えば、道明寺さんが言ってました。あきらさんが悪さしたら直ぐに言えって。抹殺してくれるそうですよ?」

夫婦揃いも揃って、なんて凶暴な。
何かしでかせば、牧野に半殺しにされた上に、とどめとばかりに司に抹殺されるのか、俺は。
悪さなんてするかよ。
余計なお世話、心配無用だ!

「それともう一つ。教会の扉が開く直前、道明寺さんが言ってくれたんです」

言葉を止めた桜子は、瞳を潤ませながら聖母のような笑みを浮かべると、柔らかな声音で紡いだ。

「桜子、綺麗だ⋯⋯って」

驚きに目を瞠る。
嘘だろ。あの男がそんなこと言うなんて⋯⋯。

でも、直ぐに司の気持ちを察した。
きっとこれは、司からの謝罪だ。幼い頃に心ない言葉で傷つけてしまった、桜子への⋯⋯。
だから、エスコート役も快く引き受けたのか。

詫びられるより傷つけた言葉を覆す別の言葉は、何よりも桜子の心を救っただろう。
それに司のことだ。謝罪だとはいえ、嘘は言わない。
けれど、そこまで司がしたことが意外であり、また、そうすることが司なりの最大の償いであったんだとも思う。
普段ならやらないことを敢えてした、それが司の誠意。

きっと、桜子も司の気持ちを汲み取ったに違いない。
桜子の笑顔が、そう物語っている。

良かったな。
過去のこととはいえ、随分と引きずった思いだったもんな。
これで過去の憂いとも決別できたんだ。本当に良かった。



――――って、思う努力はしたものの。何なんだ、このモヤモヤイライラは!

桜子も桜子だ! 
なんでそんな嬉しそうな顔をする!

くそっ、と心の奥で舌打ちする。
これじゃ、司や佐々木をバカにできないじゃねぇか。

愛情の裏に隠れる醜い嫉妬。
それを素直に出せる司は、実に人間らしい男なのかもしれない。

でも、俺は絶対にああはなりたくない。
嫉妬に狂い、我を忘れて所構わず叫ぶあんな男には⋯⋯。
俺は大人の男としてスマートに振る舞いながら、愛情とワンセットである嫉妬も、全部受け止め飲み下してやる。

「桜子は、中身から何から何まで最高に綺麗な女だ。俺が誰よりも一番よく知っている」

「あきらさん、他の誰の言葉よりも一番嬉しい」

⋯⋯司よりもか?

大人の男が聞いて呆れる胸の内。

「あきらさんが焼いてくれたことも」
「⋯⋯っ」

何故バレた。

「一生、私に関してだけやきもち焼いていてくださいね」
「⋯⋯はい」

どうやら俺の女は全てお見通しらしい。
桜子を前にしては、大人の男を維持するのも困難と悟る。

でもきっと、どんな俺でも桜子は受け入れてくれるだろう。
そして猛獣のように俺もまた、桜子に操縦されていくのかもしれない。
それも悪くない。桜子になら、一生操られたって構わない。

独りという自由を手放してでも、厄介な感情に振り回されてでも、傍に置きたい唯一の女。

仲間たちの笑い声が木霊する中、この世にふたりといない愛する女の手を決して離さぬよう、ぎゅっと握りしめた。




結婚式も無事に済み、披露宴、二次会と流れても、俺たちは勿論のこと、ダチらからも笑顔が絶えることはなかった。

披露宴では本領発揮とばかりに、女版司である滋に早速狙われ、纏わり付かれていた佐々木。
可哀想なことに二次会では、牧野の予言が的中。まんまとケーキを喰わされていた。
佐々木はそのときになって初めて、牧野が言った意味を知ったことだろう。

ケーキを口に突っ込まれた佐々木は、気まずげな視線を牧野に送っていたが、そこは流石の天然も気を遣ったのか。見て見ぬふりを装い俯いた。

多分、ケーキを食べやすいようにと牧野なりの配慮だろうが、だが、おまえは間違ってる。
下を向いても肩を震わせてりゃ台なしだ。
しかも時折吹き出していたのは、佐々木の耳にも、しっかりと届いてたはずだぞ?
それならいっそ、何か言ってやった方が佐々木も救われたかもしんねぇのに、全く不憫な男だ。

司も、滋が佐々木を狙っていると知って安心したのか、それからは佐々木を睨むことなく、ターゲットは類一人に絞ったようだ。
類が意図的に紡ぐ言葉に翻弄され声を荒らげたりもしたが、比較的機嫌の良かった司は、披露宴では高砂席に座る俺にわざわざ酒を注ぎに来た。

『あきらでも焼くんだな』と、ニヤリとした笑みを引っさげて⋯⋯。

『焼くかよ』って否定はしたものの、司曰く、俺の顔は余裕を決めながらも、固めた拳はぷるぷると震えていたらしい。

屈辱だ。
司にこんな指摘を受ける日が来るなんて⋯⋯。


ちなみにこのとき、ずっと気になっていた携帯酸素のことにも触れてみた。

『足りなくなったらまたプレゼントしてやるよ』
『だったら半年後。お歳暮代わりに送ってこい』

お歳暮なんて慣わし、どこで覚えてきたんだ!
しかも半年後だと?
俺の見積もった計算より二倍以上も早い消費じゃねぇか!

ってことは、やっぱり俺は――た、淡白!?

いやいや、気落ちしていては元女好きの名が廃る。
淡白の定義は、何も回数だけが全てじゃない。

回数がなんだ。そもそも比較対象は体力バカの猛獣だ。
確かに打数じゃ負けるかもしれんが、ならば俺はテクニックと持久力でいざ勝負!
初夜で存分に証明してやる!


目指せ、脱淡白だっ!!




――幸せに包まれ愛を実感した結婚式の今日は、くだらない男のプライドが、むくむくと顔を出した日でもあった。

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※次回最終話です!
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  • Posted by 葉月
  •  6

Comment 6

Mon
2022.10.03

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2022/10/03 (Mon) 06:03 | REPLY |   
Mon
2022.10.03

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2022/10/03 (Mon) 09:33 | REPLY |   
Tue
2022.10.04

葉月  

き✤✤ 様

こんにちは!

面白く思っていただけたのなら幸いです(*^^*)
拙宅のあきらは、常に三枚目寄り。
申し訳ないと思いつつ、そんなあきらが大好きで、ついつい構いたくなってしまいます!笑

酸素は尋常じゃない使いっぷりですよね(¯∇¯٥)
一体、どんな夫婦生活(性活)を送っているのやら⋯⋯。
あきらも負けてはいられませんが、何かと心配性なあきらですもんね。
負担がかかり過ぎて頭皮が不毛地帯にならないうちに、完結させたいと思います。

コメント、ありがとうございました!

2022/10/04 (Tue) 15:25 | EDIT | REPLY |   
Tue
2022.10.04

葉月  

ク✤✤ 様

こんにちは!

桜子と司のエピソードは、原作重視派の私としては、どこかで書きたかったものの一つでして、ク✤✤さんにそう言ってもらえて、とても嬉しいです(*´꒳`*)

あきらの脱淡白宣言も、笑っていただけたなら何よりでした(≧▽≦)
あきらの頑張り次第では、桜子にも酸素が必要となる日が来るかも!?

このお話も次回でラスト。
5日の0時に更新予定ですので、最後まで見守っていただければ幸いです。

コメント、ありがとうございました!

2022/10/04 (Tue) 15:27 | EDIT | REPLY |   
Tue
2022.10.04

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2022/10/04 (Tue) 22:36 | REPLY |   
Tue
2022.10.04

葉月  

あ✤ 様

こんばんは!

このあと最終話更新予定なので、その前に速攻でお返事を!

佐々木氏推しだと言われたのが、あ✤さんが初めてだったので、凄く嬉しくて!
改めてありがとうございます!
あきらに大物と言わせてしまう彼ですから、大河原に婿入りして貢献してくれることでしょう。
ちなみに私も、司と一人娘の滋が結婚したらどうなるのか。
これで話を作れるか想像してみたことがあるんですけど、結婚させられて大河原を恨む司が、最終的には大河原を乗っ取り、破滅に追い込むって妄想に辿り着き、余りにも闇深い妄想しか描けず断念しました(¯∇¯٥)

それと優紀ちゃんですが、総二郎と一緒に出席しておりまして、控え室にて、あきらと挨拶を交わしております(^_^;)
ただ、そのシーンだけの登場なので、とにかく影が薄くなっております(汗)
優紀を書くのは難しい!!

あと一時間後に更新を迎えますが、最後までお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

コメント、ありがとうございました!

2022/10/04 (Tue) 23:01 | EDIT | REPLY |   

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