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エレメント 10



口を閉ざし、動きを止めた司に思う。あんたの決断は絶対に間違っている、と。
楓や西田がどれだけ心配し、苦悩しているのか分からないのか。

自分の人生だから命を削っても良いなんて理屈は、親しい者たちに優しくない理屈だ。
自分の命を削る行為は、司を思う者たちの心も削る。命の全てを削り落とされたとき、その者たちは、悔やんでも悔やみきれない後悔を抱え、傷を負った再生の利かない心を引きずりながら生きていくことになる。
諦めずに生きれば違う明日が見えるかもしれないのに、その可能性を自らぶった切るなんて。そこにどんな事情があれど、つくしは認めることを良しとはしない。それは、つくしのエゴだ綺麗事だと誹られようが、絶対に認めない。

つくしに対しても同じだ。司は何も分かっていない。
思い出から引っ張りだしてきた、司が思うところのつくしが喜ぶものは、どれもこれも合っているようで合っていない。決定的なものが欠けている。

イカ飯からしてそうだ。
『作り方、教わっておけば良かったなぁ』
過去のつくしがその科白を口にしたのには、前段階がある。その時の会話をつくしは忘れてはいない。
イカ飯という存在そのものを知らなかった司は、足を引っこ抜き空洞となったイカの胴体に、うるち米やもち米を詰めこむ工程を見て、瞬く間に顔を引き攣らせた。

『⋯⋯なんだ、このゲテモノ料理は』

その様子が可笑しくて、同時に思ったのだ。司に食べさせてあげたいと。
イカ飯作りが得意だった母の腕前をつくしも継承していたら、司に食べさせてあげることが出来たのに。
つくしが作った料理なら、ゲテモノ料理だろうが何だろうが、きっと司は口にしてくれる。
「げっ、ホントに喰えんのかよ」と、眉間に縦皺を刻んで文句を言いながらも、恐る恐るの態で口に運び、そして「お、旨い」驚いたように言ってくれるに違いない。そんなことまで思い描いて、それが叶わないのが悔やまれたからこそ、つくしから出た科白だった。

ホテルのディナーに誘ったのも、ひょんなことから司が、蛍を直接見たことがないと知ったからだ。
即座に思った。一緒に見たいと。
そうして見つけたのがあのホテルで、先日、訪れたホテルの庭園には、ホタルが自生しており、つくしが立ち止まった赤い橋の辺りは『ホタルの沢』と呼ばれている。

梅雨時期から本格的な夏が訪れる前の一時だけに見られる蛍。その季節に司を誘った。
結局のところ、一ヶ月半にも及んだ司の出張の間にその時期は過ぎてしまったが、一緒に見る蛍火は、どんなに綺麗だろうか。小さな淡い光の中で表情を綻ばす司の姿を過去に何度も想像した。一昨日、赤い橋の上から見えるはずのない幻影を映し見たのと同じように。
つくしは、道明寺が経験する初めての場に立ち会いたかっただけだ。

他のテナントに変わってしまっていたカフェだって、行きたかった理由が存在する。
あの店はラテアートが得意な店だった。
客が希望する絵を書いてくれるというその店を女友達と初めて訪れたとき、つくしは自分が描いた絵を用意しリクエストした。
それは、高校生の頃。まだ自分の気持ちが定まらずにいたつくしが、司の誕生日に贈ったクッキーの絵そのもの、司の似顔絵だ。
運ばれて来たラテには、リクエスト通りつくしが描いたものと寸分違わず描かれていて、しかし、元は落書き程度の似顔絵ではあっても、司だと思うと口を付けられなくなった。
気付いたときには、ミルクの泡は潰れて消え、残ったのは、見た目にも不味そうになってしまった冷めたコーヒーのみ。

司だったら、どうだろう。
つくしの似顔絵を描いたラテを、司は飲むだろうか。────きっと飲まない。いや、飲めない。つくしと同じように。

遠距離時代、司はつくしの誕生日プレゼントを探し、それでも見つけられずに、つくし本人に何が欲しいか訊くためだけに帰国したことがある。
たった10分だけの慌ただしい逢瀬。
帰り際に司のポケットから落ちたのは、つくしらしきものが描かれた酷すぎる似顔絵で、結局、その年の誕生日プレゼントとなったものだ。
アルバムに貼り今も大切にクローゼットにしまってあるそれを、つくしはデートの日、ラテに描いてもらおうとバッグに忍ばせ、テナントが変わっているとも知らずに、胸踊らせて司とカフェに向かったのだ。
互いに互いの絵が浮かぶラテを飲めず、笑い合うだろう自分たちに会いたがったがために。ただ、それだけのために⋯⋯。

全部が全部、つくしが望むものには司がいる。逆説的に言えば、司の存在なしには生まれなかった望んだものたちだ。
どれも司がいなければ成立しない。
つくしが肝心な種明かしをしなかったために、司がそのことに気付かなかったとしてもだ。ならば何故、入浴剤で察しない。
あの入浴剤は、司が纏うコロンの香りと微かに似ている。
付けたての香りではなくラストノート。
司を近くに感じられるようで、だからあの入浴剤がつくしのお気に入りとなったというのに。

自分のコロンと似てるって、それくらい気づきなさいよ!
与えてもらうばかりの幸せなんていらない。決定的なものが欠けてちゃ意味がない。肝心な道明寺が居なきゃ、あたしは心から笑えない!

「あんた、全然分かってない」つくしは唇を噛んだ。

沈黙を裂いた重いつくしの呟きが、流石に司を動かした。

「あのな、牧野。そんな気にすることねぇから」

言いつつ、司がつくしの隣に座る。

「ババァや西田が何言ったか知んねぇけど、大袈裟なんだよ。まぁ、ちっとばかし頭に面倒なモン抱えちまったけど、今まで休みなく働いてきたんだ。静養がてら海外にでも行って、のんびり治療するつもりだから、そんな気にすんな。な?」

この期に及んでも、まだ誤魔化すつもりか。

だったら、治療じゃなく手術を受ければいいじゃない。どうして何も言わずに姿を消したの? 何であたしのところへ来たのよ! 

つくしを騙せるとでも思っているのか、その窘めが悔しく、幾多の反論が不満や遣りきれなさを伴ってこみ上げる。
こみ上げるものは言葉にするよりも早く、涙となって表れた。
今まで司の前で我慢してきた分、それは堰を切ったように凄い勢いで流れ落ちる。
髪が邪魔して表情が隠れているにも拘らず、泣いた、と即座に司が気付くほどに。

「あー、待て待て待て、泣くな。マジで大丈夫だから泣くなって。⋯⋯苦手なんだよ、昔から牧野の涙は。だからほら、早く泣きやめ。涙引っ込めろ」

「だったら!」と叫び、つくしは司に振り向ききつく睨んだ。

「よくこの顔を覚えておくことね。その角膜にしっかり焼き付けなさいよ!」

晒した顔が酷いことになっているのは承知の上で、ギョッと目を見開き、たじろぐ司から視線を逸らさない。

「これが、あんたが居なくなった後のあたしの姿よ! 毎日毎日、あたしはこうやって泣きながら生きていくことになんのよ! あんたのやってることは、こういうことなのっ!」

素で驚く司につくしの口は止まらない。

「何が大丈夫よ、あんたが考えてることくらい、とっくに分かってんのよ! あの映画を話題にした時の会話だって忘れてない!」

「⋯⋯マジかよ⋯⋯覚えてたのか」

司は気まずそうに目を逸らし頭を掻くが、そこに悲壮感はない。自分の命に拘ることなのに、何の恐れもなさそうな態度が怖くもあり、余計につくしを腹立たせる。

「あんたが覚えてること、あたしが覚えてないとでも思ったわけ? ふざけんじゃないわよ! だいたい、道明寺は何も分かってない! 何が、あたしの望むことは俺の方が知ってるよ。全然分かってないじゃない!
あたしが望むことしてよ。喜ばせて笑わせてよ。あたしが今望むのは、道明寺が手術を受けて生きること。あんたに不可能はないんでしょ? だったら、早くそれを叶えて!」

司は初めて真剣な表情を作り、探るようにつくしの酷い顔を窺う。

「⋯⋯⋯⋯なぁ、泣くのか?⋯⋯俺が居なくなったら、毎日おまえ泣くのかよ」

「そうだって言ってんでしょ!」

今のこの時だって涙は止まらない。
涙腺が決壊したように次から次へと溢れ出る涙のせいで、叫ぶように怒鳴らなければ訴える声もキープ出来ない。
顔だって一段とぐちゃぐちゃなはずだ。

「なら⋯⋯、」

司が深刻な声を出す。

「なら、何で俺と別れた?」

そう聞いてくるのも無理はない。
何せ二人の間には、過去につくしが突き付けた非情な言葉が横たわっている。
その別れの言葉があるからこそ、司にしてみれば、つくしの言うことに疑問や矛盾を抱くはずで、同時に、あの時のつくしの言葉を、司が今の今まで疑わずに信じていることが窺える。
尤も、信じさせるために最大の嘘を吐いたのだが、今のこの時に於いてはあだだ。
つくしの言っていることは滅茶苦茶だと思われてしまう。
司からすれば、好きでもない男のために毎日泣けるものかと疑問だろうし、百歩譲ってその疑問を飲み込んだとしても、そこまで思うのなら何故、愛情が無くなったと言って別れたのだと、今度は矛盾を感じるはずだ。

その疑問と矛盾がある限り司は、つくしが必死になって手術を受けさせようとするのは、自分を理由に命を早められたくないからだ、そう結論づけるかもしれない。もしくは、別れる時の理由にも使った「同情」なのか、と。

気持ちが届かないのがもどかしい。
つくしは勿論、自分が原因では寝覚めが悪いからだとか、責任を感じているからとかで、司を繋ぎ止めたいわけじゃない。大層な責任感など、迸る感情の前では形を無くす。
同情なんかでもない。
これは、───切実な願いだ。
純粋に、ただ純粋に、道明寺に生きて欲しい。傍にいられなくても良い。つくしを忘れても構わない。この世のどこかで、道明寺が生きてさえいてくれたら。
生きて欲しい、許された命の時間がある限りは。何より恐ろしいのは、愛する人が存在しない世界────。

でも、今は教えない。

「言わない」

「何でだよ」

「言わない、今は! 知りたいなら、手術を受けて! そして生きてここに帰って来て! そしたら、どうして別れたのか全部話す。約束する! だから道明寺も約束して! 手術を受けて帰ってくるって! その条件を飲まない限りあたしは何も話さない!」

今、本当のことを打ち明けたところで、病人を前に取り繕ったと疑われるかもしれない。
或いは、つくしが告白でもしてしまえば、記憶を失くすかもしれない手術を、余計に拒むのではないかと不安もあり、それもまた怖い。そんな足枷にはなりたくない。
知りたいと思うなら生きて帰ってきて。そう駆け引きする以外、泣きに泣いて興奮している頭では思いつかなかった。
しかし、含みを持たせたつくしの言いぶりには流石に思うところがあったのか、伏し目になった司の表情に、初めて苦悶のような色が浮かんだ。

「⋯⋯忘れるかもしんねぇ、牧野のこと。忘れたら話どころじゃなくなる。今日の会話すら覚えてねぇよ、多分。⋯⋯俺は、忘れたくねぇ」

「関係ない!」

反射で叫ぶ。

「記憶なんてどうだっていい! もし、あんたがあたしを忘れても、あたしが道明寺に会いに行く。会って全部話す! 約束する! だから、」

説得するだけの思考はもう尽きた。

「生きなさいよ! 生きなさいよ生きなさいよ生きなさいよ!」

一段と泣き喚き、癇癪を起こした子供みたいに感情のままをぶつける。
それでも何も言わない司に罵るだけ罵った。

勝手に居なくなったら絶対に許さない、一生憎んでやる、生まれ変わってもあんただけは許さない、あたしの方こそあんたを記憶から抹消してやる、あんたなんか、あんたなんか⋯⋯⋯⋯。



どれだけの時間が経っただろうか。
悔しさをぶつけるように、ソファーの座面に何度も拳を振り下ろしながら、思いつく限りの言葉で詰るだけ詰り倒し、

「お願いだから、生きてよ⋯⋯」

最後は涙に呑まれ、今にも消えそうな声音になった。
30歳も超えたいい大人の泣き方とは思えないほど泣くだけ泣いて、息継ぎが引き攣り始めた頃、

「⋯⋯⋯⋯分かったから泣くな」

「⋯⋯⋯⋯」

「⋯⋯受ける、手術。約束する」

静かな声で司が言う。
それがつくしの涙に更なる輪をかけた。
泣くなと言われても、希望の糸を掴んだ安堵が感情を昂ぶらせ、最後の体力を注ぎ込むように、わーっ、と泣き叫ぶ声が一段階上がる。

司の様子から分かった。多分、司は死を恐れていない。それがつくしには、とてつもなく怖く、その分の反動が涙に直結する。
泣き止まないつくしをどうしていいのか分からず焦る様子を見せた司は、手を上げては下ろし、下ろしては上げて、そして、遠慮がちにそっとつくしの背中に添えた。
子供をあやすように擦ったり、トントン叩いて宥めたり、
「泣かせてぇわけじゃねぇよ」「良い子だから、もう泣き止め」「手術終わったら、旨いケーキ買ってやるから、な?」つくしの泣き声に邪魔されながら、合間合間に挟まる司の狼狽えた声を拾う。


やがて体力を使い果たし、漸く嵐のような騒がしさだった泣き声も止まった。
泣き止むまで根気強く背中を撫で続けてくれていた司は、呼吸を乱しながらぐったりするつくしに、濡れたタオルを用意しては顔を拭いたり、水を飲ませたりと、甲斐甲斐しく世話を焼く。
されるがままでいたつくしは、息の乱れが正常に戻ったところで、「明日、西田さんが朝の7時に迎えに来る」そう告げたが、出した声は、自分でも驚くほどの枯れ具合だった。

「分かった。ほらもう寝るぞ。疲れたろうから休め」

司の大きな手に引かれて寝室へと向かう。二人の間にはもう会話はなく、それぞれがそれぞれの布団に入り夜明けを待つ。
あれだけ泣いたせいで既に瞼は重く、頭まで重い。
けれど、泣き疲れても脳は決して眠ろうとはせず、意識を保ったままだった。
きっと司も同じだ。その証拠にその晩、隣のベッドからは、何度も何度も寝返りを打つ音が聞こえてきた。




とうとう一睡も出来ず朝を迎え、司が起き出したのにもすぐに気づく。
着替えているのか、衣擦れの音が聞こえてくるが、つくしは瞼を下ろしたままにした。
言うだけのことは言った。説得だか、ただの癇癪だったかは怪しいところだが、それでも司は約束すると言ってくれた。もうつくしが言うべきものは何もない。
念を押さずとも、司は絶対に口にしたことは守る。そういう人だ。その信頼だけは、昔から今日に至るまで揺らいだことはない。
事実、昔口にしたことをやり遂げるために、こうして司はつくしの前に現れたくらいなのだから。
だから、もう何も言わない。約束を誓ってくれた司に、酷い有様になっているだろう腫れ上がった顔を見せ心配させるつもりはない。うっかり顔を見てしまえば、止まったはずの涙が溢れてしまう懸念もある。それだけは避けたい。手術を覚悟した司の気持ちを乱したくはない。
だから、寝た振りのままで司を見送る。つくしはそう決めていた。

程なくして、つくしの元へと足音を忍ばせ、司が近付いてくる気配を感じ取る。
目を開けなくとも傍で屈んだのが分かり、暫くして、つくしの頭に大きな手が優しく触れた。
宝物でも扱うように、二度、三度と柔らかく撫でられ、「行って来る」小さな呟きを残した司は、静かに寝室を出て行った。
気配が遠のき、玄関のドアが開き、続けて閉まる音が遠くに聞こえる。最後に微かに聞こえたのは、施錠の音だった。




────この部屋はこんなにも広かっただろうか。

暫くして起き上がったつくしは、リビングを滲む視界で見回し、居なくなった人の名を呼ぶ。

「道明寺⋯⋯」

その声は小さな囁き程度だったが、思ったよりも部屋に響くような錯覚を覚えた。
荷物は以前より増えたのに、司の痕跡がそこかしこにある分だけ心細くなり、広く感じてしまう。
増えた荷物は司が持ち込んだものだ。出て行く時に身に着けたもの以外は、そっくりそのままにしたらしい。
カウンターには、何枚もの紙が置きっぱなしにされていて、それらには、どれも似たような絵が描かれてある。昨日、ラテアートを馬鹿にされた司が、デッサン力をあげるために描いた絵だ。
流石に練習の成果か、もう筋らしきものには見えない。筋には見えないが、本人が描いたつもりの『つくし』にも見えない。

「筋から進化しての⋯⋯マッチ棒か」

『つくし』に成長するまで、まだまだ時間が掛かりそうだ。
下手くそな絵を大事に胸に押し当てながら、司に想いを馳せる。

こんなの『つくし』だなんて認めないんだから。
持ち込んだ荷物だって置きっぱなしにして。ちゃんと自分で片付けなさいよね。
⋯⋯⋯⋯だから、無事に帰って来て。

ただ一つだけ、つくしの元から失くなっていたものがあった。
念の為に確認しに行った一階のポストにも残されていなかったそれは、司に預けておいたこの部屋の合鍵。
司が持って行ったのだろう。
合鍵を返さなかったことが、『必ず生きてここに帰ってくる』そんな司の決意表明に思えた。

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  • Posted by 葉月
  •  6

Comment 6

Fri
2021.03.12

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2021/03/12 (Fri) 07:01 | REPLY |   
Fri
2021.03.12

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2021/03/12 (Fri) 20:01 | REPLY |   
Fri
2021.03.12

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2021/03/12 (Fri) 22:08 | REPLY |   
Sun
2021.03.14

葉月  

葉✢ 様

こんばんは!

司の体調を含め、何かと気を揉ませる展開で、ハラハラさせていることと思います。
こんな話ばかりで、すみません(^_^;)
この先どうなるのか。心配なところではありますが、司の手術の成功を祈りつつ、二人の物語を見守ってやって下さいませ!

コメントありがとうございました!

2021/03/14 (Sun) 20:59 | EDIT | REPLY |   
Sun
2021.03.14

葉月  

ス✢✢✢✢✢✢✢ 様

こんばんは!

願いを叶えられず、すみません。
司くん、残念ながら病気を抱えておりました。
そんな状態で司は行方をくらましたわけですから、流石の楓さんも相当な心労だったと思います。そして優秀な秘書である、西田さんも。
何とかつくしの説得と泣きの訴えで手術を受けることになりましたが、あと出来ることと言えば、手術の成功を祈るしかありません。
今度こそ、ス✢✢✢✢✢✢✢さんの想いは届くのか!?
つくし共々、祈っていて下さいね!

コメントありがとうございました!

P.S 令嬢のくだりは笑ってしまいました(*´艸`*)
お気持ち、すごーく分かります!

2021/03/14 (Sun) 21:02 | EDIT | REPLY |   
Sun
2021.03.14

葉月  

じ✢✢ 様

こんばんは!

再会するまでつくしは、司の身にこんなことが起こっているとは想像もしなかったでしょうし、本当に辛かったと思います。
つくしの守りたいものは、大切な司の命。
その一点に尽きるので、余計なことは司には言わず、それもつくしの優しさなのだと思います。
そんなつくしは幸せになれるのか、司の手術はどうなるのか。まだまだ心配なところはありますが、残すところあと数話となりました。
引き続き、お付き合いのほど宜しくお願い致します。

コメントありがとうございました!

2021/03/14 (Sun) 21:09 | EDIT | REPLY |   

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