Archive: 2022年10月 1/1
次のお話は⋯⋯
こんにちは!本日は、次のお話の報告に上がらせていただきました。次は、長編のお話を書き進めていきたいと思います。これはリメイクであり、書き下ろしでもあり⋯⋯。と言いますのも、このお話。前サイトにて未完だったものなんです。今度こそは完結させたく、書こうと思うに至りました。タイトルは『Lover』。途中まではリメイク、途中からは書き下ろしとなり、かなりハラハラドキドキの作業となりそうです。なんせ、かつてのプロ...
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感謝
先日『手を伸ばせば⋯⋯ The Final』が、無事に最終話を迎えました。最後まで読んでくださいました皆様、本当にありがとうございました。また、大変な時には優しいお言葉だったり、励ましのお言葉だったり、支えてくださいました皆様がいたからこそ、こうして終えることができたと、心より感謝しております。今はホッと一息つきながら、次は何を書こうかと考えておりまして、候補3本まで絞ったところです。ちゃんと決まりましたら、...
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手を伸ばせば⋯⋯ The Final 14.【最終話】

――――あれから時は経ち、皆の前で愛を誓い、人知れず『脱淡泊!』を決意した日から、二年の歳月が流れた。 手を伸ばせば…… The Final 14.『脱淡泊』を決意してからというもの、時折、桜子に「しつこい」と叱られることはあっても、俺は今も幸せだ。幸せの真っ只中にいると言っても良い。隣には俺に肩を抱かれた最愛の妻がいて、その妻の細い腕の中では、小さな天使が気持ちよさそうにスヤスヤと眠っている。柔らかな表情で天使を見...
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手を伸ばせば⋯⋯ The Final 13.

「美作さん、やっぱり気づかなかった?」「何をだ?」思惑含みな二人を眺めていれば、牧野からふいに話を振られ、益々意味がわからず首を捻る。そんな俺を見て、桜子が言った。「あきらさん。滋さんの相手ならちゃんといますよ。正確には、これからできるだろうと、私たちは睨んでいるんですけどね。ね、先輩!」「そういうこと。だから、美作さん心配しないで。じゃ、私もう行くからまた後でね!」「えっ、あの滋に!?」幾つになっ...
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